『2020年7月19日 蓼科寮ラストワーク(最終整理)の報告』 9月 蓼科委員会より
とうとう、蓼科寮が「閉寮」となりました。既にご案内の通り、蓼科寮は経済的な事情により2020年夏を最終営業としてその後、閉寮する事で準備を進めておりましたが、昨今のコロナ禍により、やむなく最終営業は断念いたしました。しかしながら、閉寮については延期せずにそのまま2020年夏に実行する事となったため、看板外しや備品整理などの最終整理を「蓼科寮ラストワーク」と称して2020年7月19日に実施してまいりました。ラストワークはコロナ禍の中、注意しながらの作業となりました。参加メンバーは小松川高校同窓会とPTA-OB会、現PTA本部、蓼科委員会の計17名、各自で蓼科寮に現地集合して朝9時から作業を開始しました。作業は前日までの雨がまるで嘘だったかのように澄んだ青空の下で行われましたが、空とは裏腹に心なしかメンバーの表情が冴えません。それでも数ある備品の要/不要を慎重に見極めながら、用意したトラックに必要備品を積み込んでいきました。大きな物として、蓼科寮入口にある緑の「小松川蓼科寮」大看板を外し、白樺棟玄関軒先の「東京都立小松川高等学校 蓼科寮」看板を外しました。また、持ち込んでいた様々な道具類は言うに及ばず、白樺棟や女神棟の看板、卒業生から寄贈された名入りの柱時計なども持ち帰ることにしました。更に、寮内からは思い出の品も発掘されて、驚きと懐かしむ声、複雑な笑いの中で作業が進み、様々な思い出話に浸りながらも片付け作業は3時間程度で完了しました。最早、外からは「小松川高校蓼科寮」である証が見えなくなりました。とうとう、蓼科寮は何処か後ろ髪を引かれる想いを残しながらその幕を閉じました。昭和29年の開設から66年間に渡り、皆様に愛され続けた蓼科寮の終焉です。長きに渡りご支援いただき、大変ありがとうございました。蓼科委員会も蓼科寮と共に消えゆきます。今後、この寮がどのような運命を辿る事になるのか現時点では判らないのですが、少なくとも小松川高校蓼科寮の歴史は皆様の中に存在しています。さようなら。蓼科寮の思い出を胸に、またいつかこの場所でお会いしましょう。
蓼科委員会3年 水戸康順
『令和元年度蓼科寮視察旅行報告』令和元年7月6~7日
七夕前日の7月6日、霧雨降る中を錦糸町に集合した大人30名子供5名(蓼科委員会OBガイド役含む)の一行は、今年も蓼科寮に向けて出発しました。出発後は交通渋滞も無く、順調におぎのやで昼食後、最初の目的地の諏訪大社上社本宮で参拝を済ませ、ついでに前宮まで足を伸ばして参拝しました。蓼科寮に到着後、寮近くの諏訪大社御柱切株の森散策班とBBQ班に別れて行動し、BBQ班の準備が終了したころに散策班が帰ってきてBBQ大会開始となりました。BBQでは大人も子供も全員が大いに盛り上がり、その後は懇談会でビンゴゲームを行い、愉快な時間を共に過ごしました。翌朝は再度、諏訪大社御柱切株の森散策後、雨にもかかわらず白駒の池散策を敢行しましたが、そこはアニメ映画に出てくるような神秘的な苔の森や池周辺の幻想的な風景に目を見張るばかりでした。白駒池で濡れて疲れた身体を温泉で癒した後、おっこと亭にてのそば打ち体験に向かいました。そば打ち体験ではそば粉を均一にしてこねる所からスタートして、最後は自分で打ったそばを頂いて終了。「自分で打った蕎麦は美味しい!」と好評でした。その後は錦糸町まで多少の渋滞を潜り抜けながらも全員無事に帰ってくることが出来ました。今年の旅行は小さなお子さん連れやご夫婦で参加された方も多く、夫婦、親子で楽しめたとの感想もいただきました。蓼科の宿泊については、生徒の皆さんには「蓼科寮1泊2食無料チケット」が配布されてます。小松川高校の財産、蓼科寮にご家族ご友人とぜひともお出かけください。
この後、自分で打ったそばを頂いてから帰路につき、錦糸町に無事到着しました。今年も2日間、実に楽しい時間を過ごすことが出来ました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
『2019蓼科寮修繕旅行報告』 平成31年4月20~21日
今年も同窓会、PTAOB 会、現役PTA 等総勢29名の方々にご参加をいただき、蓼科修繕旅行が開催されました。今回、蓼科寮にはまだ一部に雪が残っていましたが、日中は暑いくらいの日差しの中、壁のペンキ塗りやドア修理、BBQコーナーの補修、屋根掃除等、これからシーズンに向かって皆様に気持ちよく使っていただける様に、皆で心地よい汗を流しながら一生懸命、作業を行ってまいりました。
帰路、途中で寄った温泉施設付近では桜が満開で、温泉で汗を流した後に更に爽快な気分に包まれて帰京、蓼科修繕旅行を無事に終了いたしました。蓼科寮は、小松川高校の雰囲気が至る所で漂っています。更に、蓼科寮の周辺地域では信州の自然や文化、歴史を身近に感じとる事ができます。是非一度お泊りにいらしてください。
『平成30年度蓼科寮視察旅行報告』 平成30年7月15~16日
三連休二日目の早朝、連日猛暑の続く錦糸町に集合した大人29名子供5名の一行は、美しい大自然と清々しい空気を求めて蓼科に向けて出発しました。 最初の目的地は諏訪大社下社秋宮。参拝を済ませ、おぎのやで昼食の釜飯をいただき、車山展望リフトに到着しました。リフト2本を乗り継いで山頂に向かう予定でしたが、1本目を降りたところで雷が鳴り始め、やむなく下山となりました。予定より少し早く蓼科寮に到着。お風呂で汗を流してから夕食をいただきました。夕食後は、中国出身の蓼科委員直伝、本場の肉まん作りに参加者全員で挑戦しました。懇親会では完成した肉まんをいただきながら、グループ対抗のクイズ大会や歓談で学年を越えた交流を深めました。 翌朝は寮近くの諏訪大社御柱切株へ散策。ベテランの蓼科委員OBが駆け付けてガイド役を務め、蓼科周辺の歴史や文化について詳しく解説してくれました。寮を出発後、諏訪の蔵元、麗人酒造にて酒蔵を見学し、日本酒やビールの試飲を楽しみました。そば処田毎庵で昼食、蓼科チーズケーキ工房にてお土産を購入し、帰路につきました。 今年の旅行は小さなお子さん連れで参加された方も多く、親子で楽しめたとの感想もいただきました。生徒の皆さんには「蓼科寮1泊2食無料チケット2018」が配布されています。小松川高校の財産、蓼科寮。ご家族やご友人とぜひとも蓼科寮にお出かけください!
『好天に恵まれた蓼科修繕旅行2018』報告 平成30年4月21~22日
同窓会、PTAOB会、現役PTAの総勢30名のご参加を頂き、今年も今シーズンお泊りのお客様に気持ちよく使って頂けるように蓼科寮修繕旅行が開催されました。過去には雪で作業ができなかった年もあったそうですが、今年は2日とも好天に恵まれ、Tシャツ1枚で過ごせるという暖かさの中で、作業は順調に進みました。各部屋の掃除から始まり、外壁の高圧洗浄、サッシやドアの建付け修理、各棟の屋根から冬の間に積もった枯葉を履き落としてから周囲の枯葉を掃除し、白樺棟玄関の壁紙の張り替え、風呂場の壁の塗り替え準備、シャワーフックの付け直し、更にBBQコーナーの壊れたベンチの分解と新しく製作、ペンキの塗り替えと多くの作業をすることができました。帰路では立ち寄り湯で汗を流し、多くの皆様に蓼科寮に泊まって頂きたいという思いを一層強くして帰ってきました。八ヶ岳・蓼科山の周辺は素晴らしい自然や歴史・文化に触れることができます。今年は10月7日(日)まで利用できますので、是非一度お泊りに来てはいかがでしょうか。
『平成29年度蓼科寮視察旅行報告』 平成29年7月8~9日
梅雨の晴れ間の2日間、うだるような暑さの東京を離れた大人29名子供2名は、蓼科の美しい自然と高原のさわやかな空気を堪能してきました。
初日は諏訪大社参拝後に女神湖経由で蓼科寮に無事到着。蓼科寮内外の清掃をした後、お風呂で汗を流しました。夕食後の懇親会では「中国家庭風水餃子作り教室」を開催しました。中国出身の蓼科委員2人が、皮から手作りする水餃子作りをレクチャーし、参加者の皆さんに実際に体験してもらいました。早速茹であがった水餃子をつまみに学年を越えた楽しい宴となりました。翌朝は早起きして寮近くの諏訪大社御柱切株へ散策に行き、蓼科周辺の歴史や文化について学びました。2日目のメインは北八ヶ岳ロープウェイ。山頂に広がる坪庭は流れ出た溶岩によって形成され、まるで別世界のような光景でした。今回初めて訪れた方々にも、蓼科の自然にいだかれた蓼科寮の素晴らしさを実感していただけたと思います。生徒の皆さんには「蓼科寮1泊2食無料チケット2017」が配布されています。 今年は10月8日まで利用できますので、ぜひともご家族で蓼科寮にお出かけください!
『2017蓼科寮修繕旅行のご報告』 平成29年4月15~16日
皆様
蓼科委員長の榎本です。
さて2017年も(私は初めて)PTA本部主催の蓼科寮修繕旅行に参加させて頂きました。 内容としては、女神棟、白樺棟各部屋・箇所のサッシの建付けの調整(隙間からの虫の進入を防ぐ)、男子女子の風呂場の”すのこ”のペンキ塗りやトイレ掃除、建物にかかっている枝の除去や整理など、これからシーズンに向かって皆様に気持ちよく使っていただける様に皆でいい汗をかいてきました。そして夜は楽しい宴会でPTA 本部の方々の面白い企画で大笑いさせて頂き、OBの方々の別の楽しい一面も拝見させて頂きました。帰路も皆で温泉に浸かって疲れを癒してそれぞれ帰宅いたしました。蓼科寮の良さはやはり行って泊まってみないと実感できないと思います。せっかくこのような素敵な場所があるのでぜひ1度はゆっくりとお誘いあわせの上行かれてみることをお勧めします。
『和気あいあい楽しい 平成28年度 蓼科寮視察旅行』 報告 平成28年7月2~3日
関東も梅雨入りし、天候が気にかかるところではありましたが、今年も恒例の蓼科寮視察旅行を開催しました。当日は33名の保護者の方々にご参加していただき、日本酒を飲みながら昼食をしたり蓼科寮での施設の補修・清掃作業等を通じて、学年を越えた新たな人との交流を深めることができました。また蓼科の大自然の中で澄んだ空気を胸一杯吸い込み心身ともにリフレッシュできた2日間を過ごしたと思います。初めて参加された保護者の方々からは、想像していた以上に蓼科寮は綺麗だったという感想もいただきました。この寮を小松川高校に関わる方々の心を繋ぐシンボルとして、これからも大切にし、より多くの方々に利用していただけたら良いと思います。猛暑が続く東京とは違い蓼科の夏はとても涼しいです。10月15日まで利用できますので、ぜひ一度、泊まりに来てはいかがでしょうか?
今年はめずらしい所に行ったり美味しい食事をしたり、和気あいあい充実したひとときを過ごせました。毎年、蓼科寮視察旅行はハイキングや 手作り体験など、いろいろな企画でみなさんと一緒に楽しんでいます。今年参加できなかった方、来年はゼヒ参加をお待ちしています。
『笑いが絶えない蓼科修繕旅行2016』報告 平成28年4月16日~17日
あちらこちらに花が見られ春の訪れを感じさせてくれる中、 今年も臼田校長先生はじめ、同窓会、PTAOB会、現役PTA等総勢26名の方々にご参加を頂き蓼科修繕旅行が開催されました。初日はあたたかい春の風の中、順調に作業も進んだのですが、ニ日目は雨に降られ外の作業が滞ってしまう中、集った方々の蓼科寮に対する熱い思いが後押しをして、恙無く作業を終了しました。
『2015年蓼科寮クローズ』報告 平成27年10月18日
木々の葉が色づき、秋も深まりゆく中で、蓼科寮もいよいよ冬支度の時期となりました。去る10月18日、爽やかな秋晴れの下、PTA本部と同窓会・OB会の皆さんが力を合わせて、設備点検やベンチ・木道の格納、部屋の掃除、雨戸の閉鎖等の作業を行い、最後に白樺棟の看板を下ろして今年も蓼科寮のクローズを迎えることとなりました。これから冬の間、深雪に包まれ暫く蓼科寮も眠りにつきますが、また来年もたくさんの皆様にご利用頂けることを、楽しみにお待ちしております。
蓼科寮は、来年4月下旬に再開します。またのお越しをお待ちしてます!
*来シーズンのネット予約、空室状況は3月中に再開の予定です。
『文化祭 (H27.9.12~13)&江戸川区民まつり (H27.10.11)』での活動報告 9月12~13日、10月11日
蓼科委員会では、去る9月の文化祭と10月の江戸川区民まつりにおいて、蓼科寮のことをより多くの方々に知ってもらうため、パネル展示等によるPR活動を行いました。当日は、小松川高校の卒業生や父兄の方をはじめ、ご来場頂いた様々な皆様にパネルの前で足を止め、パンフレット等を手に取ってご覧頂くことができました。この機会に一人でも多くの方々が、蓼科の大自然とそこに抱かれている蓼科寮に思いを馳せ、心穏やかなひと時を過ごして頂けたら幸いです。
○ 文化祭の様子(小松川高校にて)
○ 江戸川区民まつりの様子(都立篠崎公園にて)
自然と触れ合ってin 蓼科!『蓼科寮視察旅行2015』報告 平成27年6月20日~21日
関東も梅雨入りし、天候が気にかかるところではありましたが、今年も恒例の蓼科寮視察旅行を開催しました。
当日は、22名の保護者の方々にご参加いただき、ワインを飲みながらの昼食や蓼科寮での施設の補修・清掃作業等を通じて、学年を越えた新たな人との交流を深めることができました。また、この2日間、大自然の中で澄んだ空気を胸いっぱい吸い込み、心身ともにリフレッシュするひと時を過ごせたと感じています。初めて参加された保護者の方々からは、想像していた以上に蓼科寮はキレイだったという感想もいただきました。この寮を、小松川高校に関わる方々の心を繋ぐシンボルとして、これからも大切にし、より多くの方々に利用していただけたら良いと思います。
猛暑の続く東京とは違い、夏の蓼科はとても涼しいです。10月15日まで利用できますので、ぜひ一度、利用してみてください。 蓼科委員長 戸田 隆
1日目
2日目
今年の旅のコンセプトは、「自然と触れ合いながら、食づくりを楽しむ」でした。
例年、ハイキングや手作り体験など、いろいろな企画で皆さんをお待ちしています。ぜひ、来年もご参加ください。
蓼科委員会一同
『春の日差しも心地よい蓼科修繕旅行2015』報告 平成27年4月18日~19日
心地よい春の日差しの下、今年も臼田校長先生をはじめ、同窓会、PTAOB 会、現役PTA 等総勢23名の方々にご参加をいただき、蓼科修繕旅行が開催されました。まだ残雪が所々にありましたが、軒下にふきのとうが芽吹き、穏やかな日差しが春の訪れを感じさせてくれる中、蓼科寮に対する熱い思いで集まった方々とともに手作業による心地よい汗を流し、爽快な気分に包まれつつ無事、作業を終了しました。
作業の様子
★風呂場⇒床の表面処理を行い、「木製すのこ」を製作して設置、屋根の落ち葉等を清掃
★プロパンガス小屋⇒倒れた小屋の補修、屋根の波板張替え
★テーブル・ベンチ等⇒高圧水洗浄を行った後、テーブルやベンチ、木道等の点検・ボルト補強・塗装
★水場小屋⇒モルタル部の補強・屋根の落ち葉等の清掃
★白樺棟・女神棟⇒網戸・障子の補修、白樺棟・女神棟の大掃除
★その他⇒老朽化で腐食した白樺棟前にある樹木の伐採 等の作業を行いました。
今年もOB会斎藤さんの総指揮の下、盛りだくさんの作業内容がありましたが、新たな技術も習得しながら、予定していた作業もほぼ
完了することができました!
また、作業を進める中で世代を超えた交流も深めることができました。澄んだ空気の中で頂いたコーヒーの味や働いた後の懇親会
等忘れられない思い出も多く、蓼科寮での充実した2 日間を過ごすことができました。
次は、6 月20 日~21 日のPTA 視察旅行(蓼科委員会主催)を楽しみに! 皆さんのご参加お待ちしています。